賃貸管理

客付けは自分でおこなえる?自主管理するメリット・デメリットをご紹介

客付けは自分でおこなえる?自主管理するメリット・デメリットをご紹介

賃貸管理を効率的にするにはさまざまなことを考えなければなりません。
そのなかでも「客付け」はしっかりと考えておくことが重要です。
ここでは自主管理で客付けをする方法やメリット・デメリットをご紹介します。
これから賃貸経営をお考えの方、自主管理を続けるべきかお悩みの方は、ぜひご確認ください。

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自主管理で客付けをおこなう方法

自主管理で客付けをおこなう方法

自主管理で客付けをおこなう方法は主に3つのものがあります。
ここで3つの方法を確認し、自分に適している方法はどれなのかを確認しておきましょう。

客付けとは

客付けとは不動産用語の1つであり、不動産売買において買い手を見つけることです。
ですので、賃貸経営で言う客付けとは、入居者を見つけることもしくはそれに伴う活動を指します。
賃貸経営は入居者がいないと収入が発生しないため、客付けは最優先事項になります。
とくに、自主管理は客付けを自分でおこなわないといけないため、方法やメリット・デメリットを理解しておかなければなりません。
これから賃貸経営をおこなう方は、どのような客付けの方法があるのかをしっかりと確認しておきましょう。

自主管理での客付け方法①張り紙

張り紙はスタンダードな客付け方法です。
実際に街を歩いていて物件に入居者募集の張り紙があるのを見たことはないでしょうか。
あれは客付けの1種であり、張り紙を見た方の問い合わせを狙っています。
張り紙は比較的安価でおこなえますが、張り紙によっては大きな効果を出すことが可能です。
張り紙は主に、入居者募集の文面と連絡先を記載します。
ここで記載する連絡先は公表しても良いものであり、すぐに連絡がとれるものにしておきましょう。
また、張り紙を貼る場所も外から見て目に入る場所である必要があります。
賃貸経営を始めようと考えている物件を外から眺め、目立ちそうな場所をチェックしておきましょう。

自主管理での客付け方法②SNS

近年ではSNSの発達により、SNSで入居者を見つける活動も見られます。
SNSの多くは無料でおこなえ、多くの方の目に触れるといったことが特徴的です。
文面や写真には以下の事柄を記載しておきましょう。

●物件の間取り
●住所
●主なお部屋の写真
●連絡先

このように物件の情報を伝えることができるため、しっかりと準備しておくことが必要です。
とくに、お部屋の写真は第一印象につながるため、写真を取る前に掃除しておくことをおすすめします。
連絡先は先ほどと同様に、公表しても良いもの、すぐに連絡が取れるものにしておきましょう。

自主管理での客付け方法③不動産情報サイト

近年では不動産情報サイトで物件を探し、そこから内見申し込みをする方がとても増えました。
不動産情報サイトは検索が容易であり、複数の物件を比較することができるためユーザーから高い需要があります。
また、間取りや住所など物件に関わる情報がまとめられているため、掲載する際に必要な事柄が分かりやすいです。
まずはどのような不動産情報サイトがあるのかを調べ、自分に適したサイトを探していきましょう。

自主管理で客付けをするメリット

自主管理で客付けをするメリット

客付けは自主管理と業務委託のどちらでもおこなえます。
では、自主管理で客付けをおこなうメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
自主管理をご検討中の方は代表的なメリットを確認しておきましょう。

メリット①費用がかからない

賃貸経営を効果的にするにはかかる費用を抑えていくことが必要です。
客付けを不動産会社などに依頼すると仲介手数料や広告料がかかってきます。
しかし、前述のとおりSNSを用いると無料で客付けがおこなえるのです。
また、他の方法に関しても仲介手数料がかからないため費用を下げることができます。
ただし、不動産会社への依頼は費用以上の効果が得られるものです。
賃貸収入の性質上、かけた費用は後から回収していきます。

賃貸経営においてどのぐらいの初期投資費用を出せるのかをしっかりと確認しておきましょう。

メリット②物件を管理する自由が高まる

自主管理はすべてを自分でおこなうため、管理における自由度が高まります。
ですので、自分が最適と考える方法で管理をおこなっていけるのです。
ただし、自分が最適と考えていてもより良い方法があるかもしれません。
こちらのメリットは今まで多数の物件を管理してきた方、自主管理に自信がある方のみ出てくるメリットです。
ですので、これから賃貸経営を始めようとお考えの方にとってはメリットにならない可能性があります。
自分が自主管理をおこなう際、常に適切な対応を取ることができるのかを考えておきましょう。

メリット③入居者を選別できる

不動産会社へ業務委託をおこなった際、一般的には入居依頼があるとそのまま入居審査へと移ります。
しかし、人によっては入居者を限定したいこともあるかもしれません。
年収や年齢などは書類から判断して審査することが可能ですが、人当たりなどは実際に対面しないと分かりません。
もし、書類などから分からないことからも入居者を決めていきたいのであれば自主管理が向いていると言えます。
入居者募集を始める前に物件にはどのような入居者が集まって欲しいのかを考えておきましょう。
入居者に特段の審査項目がなければこちらのメリットはあまり活かされませんのでご注意ください。

自主管理で客付けをするデメリット

自主管理で客付けをするデメリット

自主管理での客付けはメリットだけでなくデメリットもあります。
必ずデメリットについても確認し、自分は自主管理するべきなのかどうかを判断していきましょう。

デメリット①手間・時間がかかる

客付けの多くは作業時間をかけておこなっていくものです。
たとえば、張り紙による客付けであれば張り紙の作成時間、SNSによる客付けであれば文面を考える時間やフォロワーを増やすことが必要になります。
客付け業務は時間がかかるものであり、効果が出るまで時間がかかることが多いです。

副業として賃貸経営をおこなう方や手間をなるべくかけずに収入を得たい方にとってデメリットになってしまいます。
ここで、自分が賃貸経営をおこなっていく目的を再確認しておきましょう。

デメリット②専門知識が必要

賃貸借契約にはさまざまな専門知識が必要になります。
もし、法に則っていない契約や手続きをしてしまうと訴えられることもあるものです。
そして、それらトラブルが起きると他の業務にも影響が出てしまい、賃貸経営全体が傾いてしまうかもしれません。
現在、専門知識を持っていないのであれば関わる業務すべてにおいて知識が必要なことをご認識ください。

デメリット③ノウハウがない

客付けは誰でもおこなえるものですが、効果的な客付けはノウハウが必須です。
ノウハウがない状態での自主管理は非効率である場合があり、費用と効果が見合っていない場合もあります。
自分自身に賃貸借契約すべてのノウハウがあるのかどうかご確認ください。

デメリット④レインズへ登録できない

不動産会社間はレインズと呼ばれる共通のシステムで物件の情報を共有しています。

レインズへ登録するとどの不動産会社でも入居者候補へご紹介ができるため、入居者が見つかる可能性が高くなります。
しかし、レインズは個人では登録がおこなえず、自分自身で入居者を見つけていかなければなりません。
多くの入居者を見つけたいのであれば自主管理ではなく業務委託がおすすめです。

まとめ

今回は自主管理で客付けをする方法やメリット・デメリットをご紹介しました。
自主管理はノウハウがある方、お時間がある方でないと適切におこなうことが難しいです。
賃貸経営をこれから始める方は業務委託を念頭に入れて準備を進めておきましょう。

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