任意売却

任意売却の件数が増えている?

「任意売却の相談件数が増えている?」

 

最近、任意売却の相談件数がすごく増えているような気がします。

国としてそのような統計を取っているわけではないので、たまたま弊社のみ多くなっているのかは不明ですが・・・。

 

思えば今年10月から消費税が10%に上がり、米中貿易摩擦もいまだに解決の糸口が見えず、内閣府が発表する景気動向指数は悪化し、景気の基調判断は「悪化」のまま据え置かれております。

不動産業界で言えば、スルガ銀行や西武信用金庫を中心とした不正融資の影響により、サラリーマン向けの新規銀行融資はかなり厳しく、価格は下落傾向にあります。

更には東京オリンピックを来年に控え、これまで過熱していた不動産買取業者も所謂「ババ抜き」にならないよう、牽制しあっている傾向が見て取れます。

 

これは、今から約11年前の2008年に起きたリーマンショック前にもあった傾向です。

2007年にアメリカでサブプライムローン(信用度の低い個人向け住宅融資)の危機が表面化したことにより、住宅バブルがはじけ、日本に飛び火した結果です。

それ以前は、不動産業界は空前のバブルで、不動産業者が買い取った土地やビルが、2回・3回・4回と転売され、「いつ誰がババを引くか?」とよく話したものです。

当時と全く同じ状況か?と聞かれれば、もちろんそうではありませんが。

 

しかし、最近任意売却で相談を受ける方の大半が、

・給与が上がらないが教育資金などの支出が増えて、住宅ローンが支払えなくなった。

・個人事業主で潮目が変わり収入が得られずに、債務整理することになった。

・共有名義で購入したが、離婚により支払えなくなった。

という理由です。

 

この件数が増えているわけですから、やはり全体としてはマイナスの方向に行っているのかな?と肌感覚で思うところです。

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