「8年前に測量した土地を測り直したら誤差が?」
ウィズ・コネクション代表の大畑です。
弊社にて購入した「府中市片町3丁目」土地を4つに分割するために、新たに土地家屋調査士にて測量し直したところ、0.03㎡ほど誤差が出ました。
全体で479.90㎡あるうちの、たかが0.03㎡・・・
そのくらい目をつぶってもいいのではないか?どこかで帳尻を合わせられないのか?と思い、土地家屋調査士に確認しましたが、どうやら難しいようです。
全体的に間違っていればいいのですが、隣地所有者との境界点が1点のみ約2.5㎝ずれ、その他の境界点は合っている為、どうやっても帳尻を合わせることができないとのこと。
2.5㎝ずれた境界点を元に戻せばピッタリ479.90㎡になるのですが、元に戻す為には、隣地所有者の同意が必要です。
8年前(平成25年)に測量し、法務局に備え付けの地積測量図があるのですが、その際に測量した土地家屋調査士(弊社が依頼した先生とは別です)が、誤った境界点を指示してしまったことが原因のようです。
2.5㎝ずれると今後の建築計画にも多少影響が出る為、弊社としては、当初想定した面積より0.03㎡少ない形で、新たに計画を練り直しになってしまいます。
それにしても、測量する土地家屋調査士の測り方や隣地所有者との話し合い次第で、こんなにも境界点がずれてしまうなんて・・・・、とビックリしました。
(昔と今では測量の技術が違う為、昭和時代に測ったものと誤差が生じるのは仕方ありません。)
任意売却において、弊社は測量されていない状態の土地や一戸建てを購入することがありますが、境界が新たに入っていてもこれだけ面積に誤差が生じる可能性がある、ということを改めて考えさせられた出来事でした。
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