「競売入札開始」
ウィズ・コネクション代表の大畑です。
弊社で任意売却をしていた「シーズガーデン一之江」の競売入札が５月６日に開始されました。
本件は、賃借人付き（オーナーチェンジ）物件で、残債が近隣相場と比較して２，０００万円以上多くありました。
売主は破産管財人になっていたので、当初破産者が購入した経緯はわかりませんが、高値づかみしていることは明らかです。
登記簿を見ると、平成２８年に購入しているのですが、その当時はスルガ銀行を筆頭とした投資ブーム真っ盛りで、それを利用した悪徳不動産業者も横行していた時代です。
ほんの５年前の話とはいえ、考えられない時代です。
賃借人（・・・といってもサブリース業者）セットで売却し、それを銀行には内緒にし住宅ローンを組み、毎月の賃料で住宅ローンを返済させる、という常套手段です。
本来銀行にバレたら、期限の利益を失い、一括返済させられるくらいの悪事といえます。
残念ながら、今回は債権者である銀行がローン全額返済を条件としていた為、任意売却を進めることが出来ませんでしたが、このようなケースが無くなることを願ってやみません。
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