任意売却

時間との戦いの行方・方針の決定

 「時間との戦いの行方・方針の決定」

 

ウィズ・コネクション代表の大畑です。

 

先日ブログでご紹介した「役所VS弊社含めた取引関係者」についての続報です。

(※役所担当者がこのブログを閲覧している可能性がある為、この投稿にはタイムラグがあります。)

 

我々は、役所の差押えが入る前に、決済(所有権移転)をしなくてはいけません。

本来の売買契約書上の取り決めでは、「令和3年3月31日までに」決済を行い、空の状態で引渡す、となっています。

ただ、債権調査票の話があったのもつい2日前の話ですし、売主様もまだ引越が完了していません。

 

しかし、それまで待っていては、役所からの差押えが入る可能性が高まります。

 

どうしたらいいか考えた結果、買主様にご協力いただき、下記条件で先行決済する方向で進めることになりました。

◆売主が居住したままの状態で売買代金支払い、所有権移転を行う。

◆3月31日までに売主は退去し、それまでは無償で居住を認める。

◆その代わり、固定資産税清算や電気・ガス・水道の清算も3月31日を基準として行う。

◆売主は、善良なる管理者の注意をもって居住すること。

 

これらの内容を纏めた覚書を作成し、仲介である弊社含め、売主様・買主様のご捺印を頂きます。

 

やるべきことはやりきった。

あとは粛々と4日後に迫った決済を迎えるのみです。

 

それまでに役所から差押えが入ってしまったら、それは仕方ありません。

毎日、ネット謄本との睨めっこです。

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任意売却は依頼する会社によって、結果に大きな差が出ます。